しょうもないのうりょく 3巻（完）【もし異能が存在しなかったら･･･もう二度と会えなくなったらいやだ】

開発部の藤原さんとお付き合いをすることになった星野。これまでそんな機会はなく、人生で初めてのお付き合いに戸惑いながらユルユルと社内恋愛をしていた。しかし、自分の異能を知りたくない藤原さんに星野が人の異能を知る能力だとバレてしまい･･･さらに異能が当たり前の世界に衝撃ニュースが！？誰もがちょっとした異能を持つ世界のオフィスコメディ、完結！

前巻でお付き合いをすることになった星野さんと藤原さん。だからといって急に関係が変わるわけでもなく、のんびりと関係を深めていきます。星野さんの恋バナを聞こうと本田さんが絡んできたり、気配が消せる異能を持つ影山さんが実は藤原さんに好意を持っていたり、好きになった対象が廃れる異能の戸村さんと相手の好感度を上げる異能の吉井さんが同じ仕事をするようになったりと星野さんと藤原さんのオフィスラブを描きつつ、いつもの日常も描かれます。

しかし、今回で最終巻ということで後半からは衝撃の展開が･･･といってもこのマンガらしくゆるゆるとした展開ですけど（笑）星野さんたちの会社は違いますが異能も仕事の能力として使っていた会社にとっては寝耳に水のニュースが入ってきます。でもまぁ、仕事で役立つかどうかは別としてしょうもない能力というのは存在しそうですけどね（笑）

藤原さんが若い頃の記憶が曖昧というのはやっぱり不老不死だから･･･？それを明らかにするにはやっぱり星野さんがいつもそばにいるしかないですね。もともと1巻で終わる予定だったようなので3巻まで出たのは僥倖だと思いますがもう少し星野さんの同僚たちの話なども見たかったですね～準レギュラー的なキャラ以外は再登場してもどんな能力だっけ？となりがちでしたし。

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