舞妓さんちのまかないさん 21巻 【「百はな」はすみれがそうやって育てていくねんで】

京都にも暑い暑い夏がやってきた。初めての京都の夏が堪える健太、梅干しの出来にほくほくなキヨ、2年目を迎えてますます気張るすみれ、それぞれが一歩ずつ前へ進もうとする中ですみれの変化に気づいた百子さん姉さんが提案したことは･･･3人が別々に過ごす夏休みが始まる！

前巻の予告で載っていた百子さん姉さんとの夏合宿、どんな体育会系な合宿が始まるかと思いきやすみれをかわいいかわいいする合宿でした（笑）といっても別にふざけているわけではなくて百はなとして振る舞おうとすみれの部分をそぎ落とそうとするすみれに百はなの根幹であるすみれをぞんざいに扱うことをたしなめるのでした。それはともかくとして百子さん姉さんプロデュースのオシャレしたすみれは可愛いですね。

いつもならすみれと一緒に帰省するキヨでしたがすみれが合宿で残ったために1人で青森へ帰ります。しおしおなキヨでしたがばあちゃんと久しぶりに過ごす時はすみれと一緒にいる時と同じように嬉しそうです。

健太は学校と野球部を去ったことに思う所もあるようでたまに考え込んでしまうことも。そんな様子に先輩から料理の本通りにキッチリ正確に作ってみろとアドバイスされます。そこで健太はハンバーグに挑戦しますが･･･本通り正確にというと確かに余計な事を考える余裕はなくなりそうですね。一応レシピを見ますが大体はアバウトになってしまいます（笑）

いつも3人一緒だったのがそれぞれ別に夏を過ごし、いつまでも変わらないようで一歩ずつ前に進んでいる･･･そんな関係の変化を感じさせましたね。変化しているのはすみれだけかな？出番は少しでしたが理子も舞妓さんとして着実に成長しているようです。次巻では駒えみとして奮闘する姿も見られそうです。

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