瓜を破る 6巻 【ほんとに磁石みたいにこんなに引かれ合うことってあるんだ】

まい子に自分の過去を打ち明けた鍵谷はまい子への好意を強く自覚するようになる。休日にアウトドアデートへ行くことになった2人だがお互いに相手のことを考えすぎて好意を伝えたいのに言えない状態に。デートも終わり、駅で別れを告げようとする鍵谷にまい子は家に行ってみたいと思いきって伝えてみて･･･

6巻の書影を見た時に鍵谷くんが来るとは思いませんでした（笑）でもこの巻の内容を見れば納得ですね。これまではまい子を中心に周りの人たちの恋愛や人生観が描かれていましたが鍵谷くんと出会い、少しずつまい子の恋愛も進展していきついに今回結ばれることとなりました。前巻でデートに緊張して早起きしてしまった鍵谷くんが落ち着かずに風呂掃除などをしたのがまさか伏線になっていたとは･･･

お互いに言いたいのに言えない、そんな状況から一変して玄関での別れ際で2人は引き合っていきます。恋愛経験のない鍵谷くん、彼氏はいたけど初体験はまだのまい子、初めて同士の2人が迎える初体験を避妊具購入からリアルに描かれます。かといって描写自体はそんなに生々しいものではありませんし元々絵柄もソフトなので気にならなかったです。意外と板倉先生の作品は絵柄のわりに性描写が出てきたりするんですよね（笑）

主人公であるまい子が鍵谷くんと結ばれたことで今後はどうなっていくんでしょう。とりあえずは2人の幸せな時間が描かれそうではありますが前巻で登場したまい子の会社の女の子が鍵谷くんを見てアリだなと呟いていたのが気になります。

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