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ヤミナベ~占領下日本敗残兵物語~ 1巻 【何てぇ暗さだ まるで「地獄の釜の底」じゃねえか】
2023/03/12 10:25:05 |
その他青年誌系コミック |
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昭和21(1946)年、占領下の日本。戦時中には狂犬と恐れられた傷痍軍人・高村伊知は占領軍に対して商売をする新興組織・長門商会を束ねる岡本宇ノ介に見出されて用心棒として雇われる。番犬として高村が護るのはM資金と呼ばれる日本軍が秘密裏に隠したヤミ資金で・・・敗残兵となった軍人がヤクザの用心棒として占領下の日本で再び戦火に飛び込む!
戦時中には異名がついていた戦争帰りの元軍人がヤミ資金を巡る問題に巻き込まれて・・・というと北海道を舞台にアイヌの隠し金塊を争奪していた作品が浮かんできますがこちらは終戦後が舞台となります。この作品に興味を持ったのは前述の作品と似た雰囲気があったというのもあります。
相違点としてはM資金と呼ばれるヤミ資金は長門商会の岡本が管理しており、戦時中は狂犬と呼ばれた高村がそれを護るために雇われます。岡本は元海軍主計長で長門商会の由来は乗船していた戦艦長門からでした。部下たちも長門乗組員で固められ、陸軍出身である高村に対しては露骨に敵対心を露わにされることもしばしばです。高村も長門商会に受け入れられようとするわけでもないので仲間として認められるのはまだかかりそうですね。海軍主体の組織に元陸軍の高村を入れたことで歩調が乱れることを岡本も少し危惧しています。
高村が岡本にM資金の正体と長門商会の目的を聞くとM資金を使って接収された長門を連合国から買収することのようでその計画については着々と進んでいるようです。しかし、海軍主計局では岡本の上官で今は内務省警備局の知矢は長門商会にスパイを送り込ませ、その動向は掴んでいて・・・という所で続きます。
戦艦長門というと撃沈することなく終戦を迎えた戦艦だったわけですが史実ではその後・・・今の所長門を連合国から取り戻すことが日本国を取り戻すことになると岡本は考えているようですが時間的猶予はあまりないかもしれません。長門の最期までを描くのか、その先の戦後復興を描いていくのか、それによって今後の展開も変わっていきそうですね。
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