学校の推せる怪談 3巻（完）【釘子ちゃんがわん子を覚えてくれてるからわん子は絶対いなくなんないのだ！】

わん子と屋上に来た九条会長はそこで飛び降り自殺をする生徒を見てしまう。しかし、その痕跡はなく、翌日その女生徒が九条会長に取り憑いていた！何かを訴えようとしているようにも見える霊に釘子たちは色々と調べるがそこで七不思議とオカルト研究部の過去が明らかになって･･･カワイイ怪異をプロデュースして推していく学園七不思議コメディ、完結！

前巻ラストでいきなり飛び降り自殺をする女生徒を見かけてしまった九条会長でしたがもちろん怪異の仕業でその女生徒に取り憑かれてしまうことに。学園七不思議から生まれた怪異とは少し違う雰囲気でしたが彼女が成仏できない理由を探っていくとそこからオカルト研究部の過去が明らかになっていくのでした。

何かを知っていそうだった用務員さんや校長先生の謎も明らかになって伏線回収となります。それでめでたく大団円･･･かと思いきやもうちょっとだけ続くんじゃぞという感じでしたね（笑）本当にもうちょっとだけじゃなくてもよかったのに･･･

そんなわけで今回で完結となります。怪異をプロデュースするというぶっ飛んだ発想をする釘子も実は怪異にまつわる切ない出来事からそういう行動に出たことも分かります。その土地の人に忘れられたら消えてしまうという怪異を忘れさせないために取った方法が怪異の推し活ということでした（笑）

わん子が行方不明になった事件から釘子の過去へ繋がり最終回とうまいことまとまりましたが個人的にはまだ続きが見たかったですね～わん子と釘子やちはるがイチャイチャする様子をもう少し見ていたかったです。完結は残念ですが独特な女の子キャラを描く井上とさず先生の新作に期待してます！

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学校の推せる怪談 3　　　学校の推せる怪談 2

　

学校の推せる怪談 1　　　放課後スイッチ（１）