恋人以上友人未満 3巻 【私は･･･フリなんかじゃなく恋人になりたいと思ってるよ】

正樹が開業した花屋で働くようになった宮子、憧れていたAV時代のオラオラ系とは真逆の素顔を見せる正樹との思い出も少しずつ増えてくる。しかし、お店に清純派美女が訪れて三角関係勃発の予感！？植物園デート、クリスマスプレゼント、初詣に温泉旅行･･･ドキドキイベント満載で2人の関係もより親密に！？

前回ラストに意味深な感じで登場した女性が冒頭からいきなり現れます。お客として正樹と親しげに話す美女に付き合っているフリをしているだけの宮子は一歩引いてしまいます。モヤモヤしたまま裏庭で作業しているとお客の美女・武田彩が話しかけてきます。友人になって欲しいと話すうちに彼女がAV女優時代の後輩・天手古まいんだと気づきます。彼女は初恋の人に会いに来たと言いますが･･･

前巻の話しぶりでは正樹目当てかと思いきや･･･という展開でしたね。一見清楚系おっとり美女ですがいわゆるクレイジーサイコレズといったキャラでした。もう一度宮子と共演したいと思う彩でしたがそうすると目の前で男優さんと宮子がいたしてしまうというジレンマに悩みます（笑）それなら女優同士ものならいいんじゃないかな？正樹がカンブリア牧とは気づいてないようで宮子に手を出したら･･･と影ながら念を送ります。

彩の登場で三角関係になっていくかと思いきや、彼女の出番はそれっきりでしたね。でも宮子自身の心境もただ惹かれていくだけでなく、正樹と恋人になりたいと思っていくのでした。とはいっても彼女だけでは全然進展しないので友人の千代美や正樹の妹・蓮花、はたまた両家の母親の協力もあって2人の仲は進展していきます（笑）

新キャラが登場しつつ、宮子にも心境の変化があったりと正樹との関係も進展が見えました。ゆっくりではありますが着実に関係は育まれていますね。今後は彩がどう絡んでくるのかも楽しみです。

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