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河畔の街のセリーヌ 3巻(完) 【思いだそう 先生から受け取ったものを いつか・・・いつか誰かに渡せるように】
2023/06/09 21:41:28 |
WEBコミック |
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本の配達ついでに教師を目指す学生・トマから大学の女子教育講座に誘われるセリーヌ。同席した学びに飢えた女性たちに圧倒されながらセリーヌは叔母から多くを受け取っていたことにも気づく。しかし、パリで様々な職業を体験し、色々な人達の考えに触れると自分の指針となっていた叔母の教えが薄れていくように感じて・・・変わりゆく都市・パリで自分を見つけようとする少女の歴史職業探訪記、完結。
前巻でいきなりセリーヌをデートに誘うトマでしたが軽薄なように見えて実は教師を目指す青年でした。これからは女性にも無制限に教育を受けられるようにするべきだという恩師の教えに従ってセリーヌを女子教育講座に連れていきます。本を読んでいたセリーヌに絡んできた大学教授のようにまだ女性が学問なんて・・・という考えが多かったんでしょうね。それでもトマや学びに来ていた女性たちのように少しずつ時代が変革しつつあります。
セリーヌは他にも乳母、電信手(補助)、キオスク、車掌の職場を体験していきます。電信局では叔母の友人だった女性との出会いも。彼女から友人としての叔母の話を聞いたり、彼女とのやり取りを記した手紙を受け取ります。友人が話す叔母の様子とセリーヌの記憶にある叔母とは少しイメージが変わりますね(笑)育ての親というよりは最初から先生だったセリーヌからしてみれば彼女との会話は全て授業のようなものだったんでしょうか。一方で手紙の中では姪を育てる苦労や不器用ながらも愛情を注いでくれていたこともうかがえます。セリーヌの中の叔母とのギャップをもうちょっと見たかったですね。
「いつも月にいる」=ぼぅっとしていると言われていたセリーヌがパリで様々な職業を体験していったわけですが物語として大きな起伏があったわけでもなく、淡々と最終回を迎えます。セリーヌが叔母から受け取ってきたものを実感したり、パリでの経験を元に自分を見つけていく姿をまだまだ見ていきたかったですね~仕事は星の数ほどあるとは思いますがセリーヌ1人が全てを体験するのは難しいですかね。前作の巻数を超えられなかったのは残念ですがまた新作にも期待したいと思います。
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