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アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 8巻 【この氷の最果てにも戦はあろうぞ】
2023/08/25 22:02:26 |
KADOKAWA系コミック |
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高麗軍の囲みを破った迅三郎達は蒙古軍に侵入された博多・筥崎をうち捨てて退勢を立て直すために太宰府へ集結する日本軍の下へ向かう。その最中、高麗軍・金侁の裏切りによって共闘することになった両蔵から大陸へ渡った義経流の祖・源九郎義経のその後の話を聞く。太宰府へ迫る蒙古軍を退くべく、大関所・水城で九州の命運をかけた戦いが始まる!
迅三郎たちの健闘虚しく、博多は蒙古軍によって炎上してしまいます。本隊と合流すべく太宰府を目指す迅三郎、小休止をしようとする時に共闘することになった同じ義経流を使う蒙古軍の両蔵から奥州で最期を迎えたと思われていた源義経のその後の話を聞くことになるのでした。
義経=チンギス・ハン説というのはよく言われる話ですよね。非業の死を迎えた英雄は生きていて欲しいという願いからこういった伝説が生まれがちです。でも学術的には荒唐無稽でも創作の世界では死んだとされる英雄が別の所で活躍していたという話はワクワクしますよね。
そんな義経の物語が語られつつ、迅三郎たちは太宰府を守る大関所・水城で少弐景資が率いる日本軍と合流します。関所と言いながらも200年前には放置され、水濠は泥田となっていて迎え撃つには心許ないです。大昔の城に頼る姿は対馬で金田城を拠り所にして戦った姿ともダブります。しかし、もう後が無い景資は迅三郎に対馬での敗北の経験から蒙古軍への反撃の手立てを請います。迅三郎はそこで奇襲をかけて蒙古軍を引きつけ、その隙に景資が蒙古の本隊を突いて大将の首を取るという作戦を立てますが・・・
日本軍として集結しているのに中々一致団結といかないのがもどかしいですね。奇襲の旨を知った上で大友の名を世に知らしめたいだけの大友頼康がスタンドプレーによって奇襲作戦はご破算となってしまいます。結果、もともと防衛に向かない水城に籠もって大軍を迎え撃つ泥縄状態ですが太子はあえて討って出て大将首を狙わんとして迅三郎にも誘いをかける所で次巻へと続きます。太子は迅三郎に共に地獄へ落ちようぞと微笑みますがどちらにせよ過酷な戦いなのは変わりありません。ただ、水城に残ってもジリ貧になるだけでしょうし迅三郎としても死中に活を求める方を選ぶんでしょうね。
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