瑠璃宮夢幻古物店 4巻

瑠璃宮夢幻古物店4 1


誰もが心の奥底で眠る小さな欲望を叶えてくれるような古物が多く扱われる瑠璃宮古物店。そんな不思議な力に導かれるように客が訪れます。病を退けてくれる風鈴、自分の過去を覆い隠してくれる香水、他人の親愛を得る事ができるシュガースプーン、相合傘をすると必ず別れてしまうこうもり傘…店主の真央は正しい使用法と忠告はしますが使用者がどう使うかまでは干渉しません。一方、同業者・ゆかりが真央の下へ訪れて知った佐々木紀子の結末。道具を売った人間が不幸になることは許せないゆかりは紀子の住んでいた場所を訪れます。そして、これらの道具の出所である四方コレクションの存在と真央の関係とは…

ゆかりは紀子がいなくなっても通い詰める少年に未練を断ち切るティーボールで紀子の事を忘れさせてあげたりとその信条から世話焼きな部分がありますがその回のラストを見ると彼女もまた何か歪んでいるような感じですね。その後も真央の下を去った要の様子を真央に頼まれて見に行ったりと面倒見はいいですけど。

使用者には干渉しないスタンスの真央ですが喪に服し続けたいという怨念がこもっているブローチを使った女子高生は誤って流出してしまって犠牲となってしまったので病院にお見舞いに行ってます。そうした不思議な力を持つ道具は四方コレクションと呼ばれていて真央もその所有者・四方と面識があるようです。ゆかりは彼が生きているという噂を真央に伝えますが…

要は逃げ出した過去に向かい合っているもののちょっと無理をしている感じですね。訪れたゆかりは突然訪れた古物商を疑いもなく入れる要の精神状態や手荒れを治す暇もなく家事に追われる姿を見て忠告します。この辺も姉御堅気なのがありますよね。要はまだ高校を出たばかりだったと思いましたがバラバラな家族の世話をしたりしているせいか以前より大人びた雰囲気となってました。真央の所に戻れるように頑張ると言ってましたしいずれ帰ってきてくれるんでしょうか。おまけ漫画でも真央が飼っているカスミさんはゆかりには懐きませんが要の事は心配してましたしね。

今回はお客同士の繋がりはなくて一話完結だったと思いますが四方コレクションという言葉が頻繁に出てきましたね。これまでにも出てきてましたっけ?大体は使った人間が欲望に負けて不幸になるパターンですが風鈴は何が幸福なのか考えさせられますね。四方コレクションはそうした使用者の意図などお構いなしに道具としてその能力を発揮するものばかりで真央はその点で四方とは分かりあえなかったみたいです。今後は真央と四方の過去が明らかになっていきそうですね。



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