アリスと蔵六 6巻



アリスと蔵六6 


ワンダーランドから無事帰還した紗名たち。その出来事を通して友達となった羽鳥と歩と一緒に小学校へ通い始めます。一方で世界は少しずつ変化していき、各国政府は「アリスの夢」という現象が正式に公表され認知されていきます。そして、赤の王と呼ばれる最大の敵が世界の何処かに誕生するのでした…

紗名達は能力者として特別教室を設けられて普通の学校生活とはいい難いですがそれでも紗名は初めてだらけの小学校生活が楽しそうです。それも長い事続かないようですが…紗名が以前いたワンダーランドが変化している事を一条さんから伝えられ、研究所のある静岡へ羽鳥や歩と共に行くことになります。無限に広がっていたワンダーランドが何もない白い部屋となっていましたが紗名は人が知覚できない次元へと変化していることに気づきます。その奥で出会った者は…

紗名の死という衝撃的な展開で続きますが歩のモノローグで紗名は大丈夫だったと言っているので安心しました。あさひとよながが遊びに来た時も羽鳥に邪魔されて会えなくなっていたかもしれなかったりと楽しい時間が始まるという所で事件に巻き込まれてしまいますね。しかも今回は紗名になり替わろうとしている赤の王が相手で能力者として優秀な一条さんも相手になりません。今の所彼を止められるのは彼女しかいませんが勝機はあるのでしょうか。

学校へ行く前には正式に蔵六の養子として紗名が迎えられて樫村紗名となりました。奇妙ですが早苗の叔母さんということになりますね(笑)蔵六は曲がったことが大嫌いでそれは孫ほど離れている紗名でさえも悪さをすれば怒ります。ただ、やましい事がないのに紗名を頭ごなしに怒ってしまって早苗に叱られる蔵六という珍しい光景も…羽鳥は厳しい蔵六の事をかっこいいと思っていて誕生日が近いと知ってサプライズパーティを計画します。紗名がうっかりバラしてしまった時は心底ガッカリしてましたね(笑)大人びた性格ではありますが年相応に女子トークも大好きなようです。

そして、これまで特段気にしてなかったのですが蔵六の妻クロエの存在も少し明らかに…。フランスで出会ったというのも意外ですが彼女は何と年を取らないままだったのでした。アリスの夢の存在は10年前から確認されていたといいますが彼女の能力と関係あるのでしょうか…

紗名が蔵六からクロエの話を聞いた時にモノローグで当時の自分の心情を思い出しているセリフもありました。その話し方はもちろん今のような子供っぽい話し方ではない大人な口調でしたが何年後なんでしょうね。赤の王という最大の敵の登場で物語も佳境に入りそうな感じですが成長していく紗名の姿や羽鳥たちと過ごす日常も見てみたいです。


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