スピーシーズドメイン 2巻




異世界で生まれたエルフと人間の子供が取り替えられて人間世界で育てられた風森さん。外見は完全にエルフですが魔法は使えず、何とか雰囲気だけでもとエルフキャラで通しています。周りの勝手な想像もあって魔法が使えないことがコンプレックスとなっていますがそんな時クラスメートの発明家大機くんがトンデモ科学でこれまでの科学を覆す魔法のようなことを易々とするのを見て彼に興味を持ちます。大機くんとの交流でこれまで遠巻きに見ていたクラスメートとも仲良くなって新しい部を立ち上げることになりましたがそこに障害が…果たして大機くんが発明するだけの部活、クリエイティ部は創立することができるのか!?

まさか前巻の馬術部のくだりが生きていたとは思いませんでした(笑)馬になるのは踏まれるのが好きな男子というクラスメートの木下さんが発案したものでしたが最後の部活申請書を巡って勝負することになります。この木下さんもなかなかいいキャラでしたね。あの対決はしょうもなかったですけど。

風森さん、大機くん、ドワーフの土和さん、翼人の羽井さん、オーガーの魅重義くん、人間の田中くんと蛍樹さんの7人で部活をすることになりますが基本的には大機くんに作ってもらいたい発明をお願いしてそれを試すという活動内容なので作成中は他のメンバーは暇です(笑)

今回は物体の重さをスマホに移す発明や骨折を治す発明などが登場します。以前の発明を組み合わせて飛べない翼人羽井さんの願いを叶えたりもします。タイムマシンも作ろうと思えばできるようですが彼のポリシーから作りたくないそうです。彼は現代科学をひっくり返してしまうほどすごい人物なんですけど本人はまったくその自覚はなさそうです。他の人が驚いても風森さんが驚かないと満足しない辺りは恋愛感情がないわけではなさそうですが単純に本心から驚く風森さんの反応が一番面白いからかもしれません。確かに田中や蛍樹さんの反応はある意味高校生らしいノリではあるのですが少し大げさですよね(笑)

これまではあえて孤立していた風森さんがなし崩し的とはいえ部活をすることになって友達のなり方が分からなかったり、頭良さそうに見えて実はそうでもなかったりと1話目からそうですが見た目とのギャップが崩れていくのが可愛いですね。そんな風森さんも少しずつ周りと打ち解けてきて自然に笑顔がこぼれます。

そして2巻のラストにはクリエイティ部を訪ねてきた新たな亜人種が…見た目鬼という感じですか物腰は柔らかそうな女性で風森さん達とどう関わっていくのか楽しみです。
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