辺獄のシュヴェスタ 3巻


辺獄のシュヴェスタ3 


薬入りの食事を吐きだして夜に部屋を抜け出して森の中で食料を確保するエラ達。その生活にも慣れ始めてきた頃、前触れもなく突然エラは独房に入れられてしまう。慎重に進めていた計画がバレてしまったのか!?同じく独房にいたテアに差し出された手は救いの手か悪魔の罠か…ひと時も油断することができない陰謀に満ちた修道院で不屈のエラは抗い続ける!

一位生の中では奇妙な噂が広がります。「赤い夢」という同じ夢を複数の人間が見たと言われますが見た者しか話してはいけないとして段々と拡散していきます。その中にはテアの姿もありましたがそれは彼女なりの処世術でした。しかし、それもちょっとした集団の悪意から孤立しかけますがそんな事をまったく意に介さないエラが救います。

どんなに周りからいじめを受けようと屈しないエラですが突然暗闇の独房に入れられた時は流石に母親の幻影が見え始めます。それでも配給される食事などを見て自分が置かれた状況を冷静に判断して危機を逃れます。カーヤやヒルダもくじけそうになりますがエラと過ごしてきた事を思い出して乗り越えます。そしてテアの前にはかつて抜け道を使って同じように逃亡を計画して生活していた二位生のコルドゥラが現れます。自分以外の3人で使えない人間を聞いてきます。以前のテアならヒルダを真っ先に挙げそうですが…

以前の功績もあってエラは5人しかなれない修道女に現段階では最も近い位置にいます。修道女になれば母親を殺したエーデルガルドへの復讐が叶うとその地位を一時も譲るつもりはないと誓います。

そのためには疑いをかける二位生を陥れて腕を切る事も厭いません。しかし、そこにはやはり葛藤はあってさすがのエラも精神的に参ってしまいますがヒルダ達に慰められて涙を流します。そんな中で修道院の権力拡大のためにエーデルガルドは議会を暗躍します。強大すぎる敵に絶望しか見えない状況ですがそんな中でもエラの復讐の闘志は衰えません。

おまけ漫画では本編でヒルデが初めて獲ったウサギの狩猟シーンが描かれます。部屋でも練習して足手まといにならないよう努力するヒルデですが止めを刺すまではできませんでした。その優しさがヒルデのいい所でもありますしカーヤが今回はやってくれますがヒルデならできると励まします。暗闇でも屈しないほどの強さを見せましたしまだ頼りない部分もありますが精神的にタフになりましたよね。

4巻は9月に出るようですね。エーデルガルドが連れている「見渡す者」はどんな能力を持っているんでしょうか。



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