GROUNDLESS 2巻ー第三穀倉地域接収作戦ー、3巻ー死神の瞳ー

 

 
 
殺された夫の復讐のため狙撃兵となったソフィアの活躍もあって開放軍の蜂起を退けたダシア自警団。娘を取り戻したソフィアは自警団を去りますが根本的な解決はしておらず町は食糧不足に陥ります。市民が暴徒化する前にこの問題を解決するために自警団は30キロ離れた穀倉地帯を接収する命令を受けます。しかし、そこは開放市民軍の拠点となっていました…
 
2巻では接収に向かった自警団がメインとなります。隊長を任じられたアーネストは在団員5名の他に補充員4名、しかもろくに訓練をしていない志願者もいるため気苦労は絶えません。それでもただの蜂起した開放軍ならそこまで問題となるようなことではないのですがその穀倉地帯の村はすでに開放軍の拠点となっていて軍を指揮する参謀のハッシュが指揮をしていたためある程度統率された行動をしてきます。予想以上の反撃と敵の作戦に主力部隊のアーネスト達は危機に陥りますが…
 
3巻では救援に来たソフィアと観測手のモンドが開放軍を狙撃し主力部隊を救います。一度は自警団を抜けたソフィアですがは義理の姉から最愛の娘を取り上げられ、復讐を果たす相手もいなくなり生きる意味を失います。自ら銃口を咥えて命を絶とうとするソフィアにモンドは兵士が戦う理由を説きます。
 
ソフィアの鬼神の如き活躍もすごかったですがこれまで何かとアーネストと衝突していたニコライの最期も見事でした。もう少し一緒に戦う時間があれば分かり合えたかもしれませんが…そのニコライのおかげで最年少のローサもこの遠征で一皮剥けました。まだまだ未熟な部分も多そうですがいい兵士となりそうです。ルッツェンは体力的には問題ないんですけどね~人格がかなり歪んでいるみたいです(笑)メルシアは経歴通りなら後の戦力となってくれそうでしたが訓練過程の時から怪しげでその不安が的中しちゃいました。ソフィアが狙撃するシーンや相手の反撃に射点を変えながら移動するシーンは殊更気合いの入った描写で迫力がありました。たった一人の兵士が戦場を支配する凄さと相手にとってはいつ狙われるかわからないという恐怖が伝わります。
 
これでとりあえずの食料問題が解決しましたがまた新たな問題が…穀倉地域で開放軍に拘束されていた他の街の自警団から協力を求められます。4巻ではその街で戦闘になりそうですね。これまで登場してなかったと思いますが戦車も登場しそうです。
 
自警団の主要メンバーも今回で大体把握することができました。衛生兵のユズハは躊躇なく引き金を引くソフィアに冷たく当たります。それを言ったら他の団員も同じなんですけど理屈ではないんでしょうね。自警団ヒロインの座を奪われそうだからという理由だけではないと思いますが…(笑)シュバーハンは普段イケメンでアーネストの信頼も厚いのですがユズハが絡むと途端にダメになりますね。
 
2巻から3巻への展開が面白すぎてつい何度も読み返してしまいます(笑)いつ終わるかわからないこの戦いがどうなっていくのかも楽しみですね。4巻は来年の5月発売予定のようなのでそれまでのお楽しみです。
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