機動戦士ガンダムUC 11巻 「不死鳥狩り」




ガンダムUC関連の商品に同梱された書き下ろし小説を短編集としてまとめて完結した原作小説の追補として発売されました。表題作の「不死鳥狩り」と「戦後の戦争」の2本が収録されています。

「戦後の戦争」では後にシャアの再来と呼ばれるフル・フロンタルの象徴的なMSとなるシナンジュを袖付きが連邦軍から強奪したとされる事件が強奪に見せかけた譲渡で実は出来レースだったという裏側を描きます。何事もなければ秘密裡に事が進むはずでしたがそれを良しとしない現場の人間たち意地が予期せぬ事態を引き起こします。

主人公は定年間近の情報士官ロッシオというのがまた渋いですね(笑)エコーズのダグザもこの時は少佐として登場します。アルベルトはマーサの命によりシナンジュ強奪事件の手筈を整えます。それを阻止しようとするロッシオの部下カルロスを追ってダグザ少佐とロッシオが彼の家に向かう所から物語が始まります。ロッシオがブライトに変装して事件後に調査する姿は小説ならではの手法でしたね。すっかりブライト本人が登場してるもんだと思ってました。シナンジュ強奪事件は多少のアクシデントはあったものの当初の目的を果たします。その中でロッシオは歯車なりの意地を見せます。映像にしたら地味かもしれませんが小説としてはMS戦とは別にこういう話があった方が面白いと思います。

「不死鳥狩り」はバンシィとの合同評価試験で暴走して母艦を沈めた後に逃亡した3号機フェネクスを追うために編成された精鋭部隊に選抜されたヨナ中尉を主人公に描かれます。フェネクスに導かれて行くうちにとんでもないものとも出会いますが…

考えてみればネオジオングはアニメ版のみですから小説版では未登場だったんですよね。小説版ではネオジオングはフル・フロンタルの下には届かなかったという設定でフェネクスと対決します。こちらはアニメ版最終回の焼き直しな感じで後半は人智を越えた戦いになってましたね。スタークジェガン部隊はよかったと思いますが…

ガンダムUCのTV版も見ました。OPは新カットも多かったですね。今後も増えていって最後には新OPとして完成するんでしょうか。色々とネタバレも多いですし(笑)通常のアニメシリーズなら1話でガンダムに乗り込むくらいまでやるんでしょうけどすでに完成されているものを分割するために1話目はオードリーとの出会いまででした。2話ではリゼルの活躍(やられっぷり)が見れそうですね。ユニコーンが登場するのは3話くらいになりそうな気がするのですがそんなペースだと1クールに収まりそうにないですね。途中結構カットされたりするんでしょうか。
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